概要 屈折による虚像の位置について: 図1は,水中の物体Pを空気中から見た場合,像(虚像)Qがどこにできるかを示しています。 物体Pから出た光は四方八方にに広がっていきますが,水面で屈折(臨界角以上では全反射)し,その一部の光が観測者の光の進み方を見てみよう* 湖などの広く静かな水面に映る景色をカメラに収めると,景色が水面に反射し鏡に映したかのような の速さが媒質の物理的性質によって異なるからで す。たとえば,水中の光の速さは空気中あるいは真空中の光の速さの約75問 物体から十分離れた水面から見たときの像の位置 を求めよ。 (像の深さは 0 である。) (こたえ) であるから, であり, となる。 これは臨界角のときの でもある。 とすると, である。 目の位置(したがって )を連続的に変えていったときの像の位置は下図のようになる。
屈折とは 物理学解体新書